テクニカル指標の活用と応用
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テクニカル指標の活用と応用
◎RCI(Rank Correlation Index)

◇順位相関係数
 RCIは順位相関係数と呼ばれるテクニカル指標で、日付と値動きの相関性を指数化して割高・割安を判断するというのが考え方の基本です。
 簡単に説明してみましょう。計算期間を仮に13日とします。始めに当日の日付に「1」という順位を付けます。前日が「2」、前々日が「3」……当日を含めて13日さかのぼった日は「13」になります。次に株価ですが、計算期間における終値のなかで、最も高い値段を「1」、次に高い値段を「2」……一番低い値段は「13」です。それを以下の計算式に代入すればよいわけですが、たとえば日付の順位と株価の順位が同じになった場合、株価は上昇を続けて完全に順相関していますから、RCIは+100%となります。逆に日付が過去にさかのぼるに従い、つまり日付順位が「1」「2」「3」「4」「5」……となるに従い、値段が「13」「12」「11」「10」「9」……となれば、相場は下落基調にあると言え、RCIは−100%となるわけです。



◇具体的にどうやって利用する?
 RCIの基本的な考え方は以上の通りですが、計算日数は10日や20日を利用する人が多いようです。一般的に−80%以下になると売られすぎ、逆に+80%以上になれば買われすぎというように判断して、逆バリ・トレード(売買)に利用したりします。実際に、12日前後に設定したRCIと日足を重ね合わせてみれば、相場の盛り上がりとRCIの動きが連動していることが確認できるはずです。
 RCIが−80%割れの水準に到達したとき、つまりモメンタムが相当低下しているときに買い持ちとしてリバウンド局面を収益化する。またはその逆に、保有銘柄が+80%を越えたときに、時価が十分利益の出ている水準であるようなら、いったん調整局面が近いと読んで買い建てていたポジションを一部手仕舞ってみる。こうした利用方法が有効に働くと思われます。
 ただし、日数をあまり短期に設定しすぎると、ダマシに逢うことも増えるので注意が必要です。また、あくまで過去の一定期間の日付と値段にかかる"相関度合い"を指数化したというだけだということもできますから、将来の値動きにそれが活かされるかどうかを保証する類のものではありません。売られすぎか買われすぎかの判断の目安としての機能が中心であり、実際にトレード(売買)するうえで利用するには、過度に頼りすぎるのも危険です。移動平均などのトレンド系テクニカル指標や、ストキャスティクス、RSIといったほかのオシレーターなどとの併用を試みることが好ましいようです。
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