テクニカル指標の活用と応用
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テクニカル指標の活用と応用
◎カギ足

◇カギ足の特徴
 ポイント&フィギュアや新値足と並ぶ代表的な非時系列チャートです。1本のラインを使って、一定の幅もしくは一定の率以上の株価の動きから、大きな相場トレンドを予測することを狙うものですが、基本的な考え方は同じです。つまり、ダマシを少なくするために時間の概念を排除するわけです。
 定率法の場合、トレンド転換には1%や2,3%を使用しますが、この比率に関しては、価格変動率の高い銘柄かどうかや値ガサか低位株かなどによって、個別に調整するのが好ましいといえます。鉄鋼など低位大型株の1%と値ガサハイテクの1%では値動きの意味も全く違ってくるからです。
 描画には終値を利用します。まず、株価が上昇しているなら、その間はずっとラインを上に継ぎたして描きます。先に挙げたパーセンテージに満たない調整のときは無視します。そして、直近高値から、たとえば2%以上の下落になったとき、今度はラインをヨコにずらして行を移って、下落したところまで伸ばします。ここで基調が下げに転じる兆候が生じたと読むわけです。そして、今度は株価が下落していれば、その間はずっとラインを下に継ぎたして描きます。チャートはいったんピークを打ったことになります。そして、直近安値より2%以上上昇したときに、今度はヨコにラインを引いて、上昇転換の準備をするわけです。



◇判断の基本
 ごく基本的な見方です。‐緇困靴討い織薀ぅ鵑いったん下げに転じたものの、それが調整に過ぎず、再度反発を試します。ここでチャートは"腰"を形成します。そして、今回の反発が前回高値と同水準にタッチする程度で上抜けずに、"腰"のラインを下抜けてしまいます。これが「売り」のサインとなります。ここで、反発のレベルが最初の調整値幅の半分(中心線)で終わってから「売り」のサインを出したときには、先のときよりも強いシグナルと捉えます。◆崘磴ぁ廚離汽ぅ鵑呂海譴帆瓦逆で、形成した"肩"の部分を上抜けたときに陽転したとみなします。やはり、一度反発した後の反落のレベルが中心線よりも上までで、「買い」サインを出したときには、先よりも強いシグナルと判断します。
 カギ足を利用した売買手法の理論はかなり研究されていますが、要するにこのテクニカルが便利なのは、相場が上昇基調(下落基調)に転換したのかどうかを、高い確率で判断できるという点にあります。半面、短期的なトレードでは需給要因が大きくなるため、実践的に活用するのはかなり難しくなります。1〜6ヵ月単位のスパンで訪れる相場の転換点を見極めるのにカギ足利用して、短期売買をするには別のテクニカルを利用するというのが望ましいものと思われます。
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