テクニカル指標の活用と応用
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テクニカル指標の活用と応用
◎ストキャスティクス(Stochastics)とサイコロジカル・ライン

◇2本のラインで相場の行き過ぎを判断
 ストキャスティクスもRSIと並ぶ代表的なオシレーター指標です。少し違うのは、利用するラインの本数が複数あるということです(もちろん、RSIも9日や14日を併用することはありますが・・)。ストキャスティクスは、%K(Kライン)と%D(Dライン)という2本のラインの位置関係を判断して、売られ過ぎと買われ過ぎを判断します。例えば、両線が70以上にあって、%Kが遅行する%Dを下へ抜ければ売りサインと読み、逆に30以下の水準で%Kが%Dを上へ抜ければ買いサインと読みます。
 例えば、相場が過熱気味の状態にあり、%Kラインと%Dラインが20前後の水準で何度も交差しながらもみあっているとします。ストキャスティクスの場合、相場の基調がはっきりしていれば、他のオシレーターよりも安値圏でもみあいになりやすいのが特徴です。そして、2度、3度と両線が交差したのち、%K線がスッと上昇に転じたときが"買い"のチャンスとなります。%D線が%K線を追いかけて上昇してくるのが確認されるはずです。もし、%K線を追いかける形で%D線が思った通りに上がってこなかったりするようだと、そのサインはダマシだった可能性もあります。つまり相場の基調が予想以上に弱いということです。他のオシレーターなどと一緒に様子を見ながら、チャートが軟弱なトレンドを覆すには至らず、再度調整色を強くする気配があれば、新規に建てたポジションを速やかに手仕舞って、次のチャンスを待つことも必要になります。
 そして、RSIなど別のオシレーターにも言えることですが、"70以上"よりも"80以上"、もしくは"30以下"よりも"20以下"の方が、シグナルの信頼性はより高いといえるでしょう。しかし、最適な水準については、個別銘柄や日柄によるわけで、一概に言えるものではありません。分析者自身が自分で調整する必要があります。



◇サイコロジカル・ライン(Psychological)
 株式市場関係者の間では"サイコロ"などと呼ばれて利用される指標ですが、計算方法は非常に簡単です。一般的に12日が利用されます。以下の計算式で分かるとおり、要するに過去12日間のうちで前日比がプラスになった日数の割合は何%なのかを示しているわけです。
 25%以下になると相場は下げ過ぎで自律反発が見込め、逆に75%以上になったりすると反動安が近いと読みます。そろそろ逆に行っても不思議ではないだろうという目安を"心理的"に探るわけです。パーセンテージで表す以外にも、"10勝2敗になったので、そろそろ調整局面は近そうだ"などと表現されたりします。

サイコロの算出方法
サイコロ=12日間のうち前日比がプラスになった日数÷12×100


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