テクニカル指標の活用と応用
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テクニカル指標の活用と応用
◎強弱レシオ

◇AレシオとBレシオ
 強弱レシオと呼ばれるテクニカル指標は、一部の専門家の間で利用されているかなり専門的なテクニックでもあり、一般にはあまり耳にしない手法かもしれません。ユニークな着眼点によってレシオを作成し、2本のラインの状態によって相場の流れを判断するというものですが、教科書的な言い方が許されるなら、Aレシオはある一定期間で区切った場合の相場がもつ「エネルギー」を、Bレシオは「人気」を示します。エネルギーと人気のバランスで相場を読もうというのが狙いなのです。
 計算式で見た方が、わかりやすいと思います。以下に示して解説します。なお、計算期間は一般によく利用される26日としておきます。

Aレシオ=強エネルギーの26日間合計÷弱エネルギーの26日間合計× 100
 強エネルギー=高値−始値、弱エネルギー=始値−安値
Bレシオ=強人気の26日間合計÷弱人気の26日間合計× 100
 強人気=高値−前日終値、弱人気=前日終値−安値



◇具体的にはどうやって利用する?
 強弱エネルギーと強弱人気を、上の式のように定義づけることについては、異論があるかもしれません。ただ、ある意味発想としてはユニークであり、これらを数値化したものを相場の判断基準に役立てるというのは面白いと思います。
 基本的な読み方ですが、Aレシオはエネルギーの強弱が均衡しているときに100%近傍に落ち着きます。そこでAレシオが100%よりも下落して60%や50%という水準になっていれば、反転上昇が見込まれることから、「買いサイン」と読みます。ただし、AレシオはBレシオほど派手には動きません。Aレシオが低水準にあればエネルギーが蓄積されている状態にあると読んで、スッと上昇するときを買いタイミングと捉えます。一方、Bレシオは数百%という水準まで派手に大きく動くのが特徴です。実際の日足チャートとかなり似たような動きをすることがわかると思いますが、200〜300%まで急上昇したときは、過熱感が強くなっていると読んで、"売りが近い"と判断、買い持ちしたポジションを徐々に落としていきます。
 また、両方のラインを利用した手法としては、Bレシオが、100%近傍までの低い位置を移動するAレシオを下から上に抜けてきたときに、「買いサイン」とみなします。BレシオがAレシオからの上方カイ離を大きくしているうちは、買い継続ですが、先に述べたようにBレシオが200〜300%の水準まで上れば、いったん売りとして様子を見るのが無難といえるわけです。
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