テクニカル指標の活用と応用
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テクニカル指標の活用と応用
◎ 戻り値推定チャート

◇チャートで"メド"や"フシ"を探ることほど難しいことはない
 「自分の買った銘柄が、買ってから2週間ほどはジリジリと値を上げていたのに、その後ぱったり買いが続かなくなって、時価が買い値を下回ったのに"そのうち戻るだろう"と思って、結局は大きな含み損を抱えてしまう」・・・・・・。こんなことは株式投資をしていれば、誰にでも経験のあることかもしれません。何事も腹八分とはよく言われる言葉ですが、どこが腹八分の水準なのかを見極めるのは、それほど簡単ではないのが現実の投資の世界です。
 実戦レベルの投資として一番難しいのが、銘柄を選択する以上に、どのレベルまで上昇(下落)が続くのか目安をつけることだと言っても、あながち間違いではないと思います。銘柄Aの上昇は当てたとしても、それがどこまで上昇するのかを見誤れば、どこで利食い売りするかの見当がつきませんし、パフォーマンスには大きく差が出てきます。



◇戻り値推定
 そうは言っても、"テクニカル"の世界では、上昇(下落)のメドを探る方法というのが全くないわけではありません。
 株式市場では昔から、押し目の目安として高値と安値の幅に対して「3分の1押し」「2分の1押し」「3分の2押し」といったレベル感がよく利用されてきました。これまでのトレンドが反転したときの逆方向への動きの目安というわけで、直近の安値と高値の幅に対して、数字を当てはめて推定値をはじくわけです。このほか、黄金分割(ゴールデン・スプリット:0.618対0.382)という方法もよく利用されています。実際、こうしたレベル感は、多くの市場参加者が目安とする手法で、相場の上げ下げの推定にはよく利用されるので、覚えておくとよいでしょう。
 そして、実戦トレーディングにおいては、例えば、"銘柄Bは上昇基調にあるが現在の調整波動のどこかで押し目買いしたい""銘柄Cは買い値を大きく超え、そろそろ利食い売りしたいが、どこを目安にすればよいだろう"といったときに、調整幅などを推定して、その水準まで下がったところで打診買い・利食い売りしてみるという方法が有効なこともけっこう多いのです。戻り値推定は、個別銘柄でも指数でも利用されます。投資候補となる銘柄のチャートをみるときに、常にテクニカル的にみた上昇、調整幅の"メド"を探っておくクセをつけることも大切なのです。
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